ポーカー(Poker)勝負のポイント・楽しみ方
2016/07/21

カードチェンジがなく、運頼みのポーカー
私たちがトランプのポーカーでイメージするのは、カードチェンジして役をつくっていくものですが、カリビアンスタッドポーカーではカードチェンジがありません。
配られたカードのみで勝負するため、「運」の要素が大きく、強い役もなかなか作れません。
最初に配られたカードでストレートができる確率は1/256。
フルハウスより強い役はまずお目にかかることはできず、ロイヤルフラッシュができる確率にいたっては1/649,760にも及びますので、まず出ることはないといっていいでしょう。
しかも、自分が良い役ができてもディーラーが「not qualified」になれば、ANTEの配当しかつかず、全然儲かりません。
控除率はルーレットの倍近い10%前後で、プレイヤーにとっては長く遊べば遊ぶほど他のゲームより不利な条件となっています。
このような理由から、近年ではカリビアンスタッドポーカーは下火になりつつあります。
プログレッシブ・ジャックポットでー撞千金を夢見る
では、カリビアンスタッドポーカーが全然人気がないかといえば、そんなことはありません。
現在はオプションの「プログレッシブ・ジャックポット」(大当たりの賞金)狙いのポーカーになっているようです。
ジャックポットとは、ANTEとは別に賭ける賭け枠のことで、ディーラーの手には関係なく自分の手がフラッシュ以上だった時に配当がもらえるというもの。
「プログレッシプ」とは積み立て形式のことを指します。
プレイヤーはANTEを賭けた後、1〜2ドル程度をジャックポットに賭けることでディーラーとの勝負にかかわらず、フラッシュ以上の役ができたときに配当がもらえます。
カジノによって異なりますが、フラッシュで100ドル、フルハウスで300ドル、フォーオプアカインドで1,000ドルほど支払われるところが多いようです。
しかも、賞金を積み立てているケースが多く、その場合は、電光掲示板で現在の積立金額が表示され、ストレートフラッシュなら積立総額の10%、ロイヤルフラッシュなら100%が支払われます。
カジノによっては積立金額が10万ドル以上になることもざらで、まさに一捜千金のゲームとなっています。
ロイヤルフラッシュが出ることはまずないと書きましたが、宝くじの2等1,000万円が当たる確率1/3,333,334。
賞金が10万ドルであれば、宝くじよりも断然確率が高いということになります。
1回1回、宝くじを買うようなワクワク感を持ってペットできるのが魅力です。