ブラックジャック(Blackjack)特殊ルール
2016/07/19

ダブリングダウン(Doubling Down,ダブル)
最初の2枚のカードが配られた状態のとき、「追加で1枚だけカードを引く」という条件で賭け金を倍にできます。
ダブリングダウンをするときは、元のチップの横に同額のチップを差し出します。
ダブリングダウンをした後は、1枚だけカードを引くという決まりになっているので、ヒットやスタンドなどの意思表示は不要になります。
なお、次に引いた1枚がどんなに小さい数字でも、さらに追加でカードを引くことはできません。
ダブリングダウンをすると、ディーラーはカードストップの意味を込めて、この1枚を横位置に置きます。
スプリッティングぺアー(Spliting Pairs.スプリット)
最初に配られる2枚のカードが同数だったとき(例えば6と6、JとJなど)、同額の掛け金を追加することで、独立した2手の勝負をすることができます。
同じ数のカードが手元に来たら、スプリットにするかどうかを判断しましょう。
スプリットにする場合は、最初のチップの横に同額のチップを置きます。
それが「スプリットする」という意思表示になり、ディーラーに伝わります。
以降は2手のプレイヤーとしてゲームは進行していきます。
それぞれの手についてディーラーは「ヒット」か「スタンド」かを聞いてくるので、それぞれの手を見ながらプレイを続けます。
ただし、スプリットさせたカードがAだった場合は、1枚ずつしかヒットできないので注意しましょう。
インシュランス(lnsurance)
これはその名の通り「保険」で、ディーラーにブラックジャックが出てしまった場合に、自分の賭け金を保護するためのルールです。
インシュランスの検討をするのは、ディーラーのアップカードがAのときです。
この状態で10点のカードが出てしまうと(確率30%)ブラックジャックになってしまいます。
それを防ぐために、プレイヤーが賭けたチップの半額を保険としてかけることができます。
ディーラーは自分のアップカードがAだったとき、しばらく手を休め各プレイヤーが「インシュランスを賭けるかどうか」考える時間を与えてくれます。
その間に判断して、かけたいと思えば賭け金の半額を差し出します。
ディーラーが「インシュランスクローズ」と声をかけたら、もうインシュランスをかけることはできません。
インシュランスを賭けた場合、ディーラーがブラックジャックになれば引き分けと同じに、プラックジャックにならなければ保険のチップだけを回収し、ゲームは再開されます。
イーブンマネー(Even Money)
プレイヤーがプラックジャックで、ディーラーのアップカードがAだった場合に、ディーラーのブラックジャックを確認する前に配当を先にもらうというルールです。
「イーブンマネー」と声をかければ、賭け金と同額の配当をもらいゲームを降りることができます。
これはディーラーがプラックジャックでない場合にもらえる0.5倍の配当を放棄する代わりに、同額(1倍)の配当を前もってもらうということです(通常、ブラックジャックで勝てば1.5倍の配当がもらえるため)。
双方プラックジャックだった場合は引き分けになり、配当がまったくなくなってしまうため、「1倍でいいから配当をもらっておきたい」と思う人がかける保険(インシュランス)です。
サレンダー(Surrender)
プレイヤーに配られた最初の2枚のカードを見て「この手では勝てそうもない」と思えば、サレンダーを宣言してゲームから降りることができます。
このとき、賭け金の半分を放棄し、残りの半分だけを返してもらうことになります。
サレンダーの意思表示は、指一本で横一文字に引きます。
このときチップよりディーラー側ですると、チップが監視カメラから隠れることになり、注意されますから、自分の目の前で指を引くようにしてください。
なお、サレンダーはできるカジノとできないカジノがありますが、表記していないことが多いので、プレイする前に聞いてみるか、やってみて「できない」といわれたら従いましょう。